18歳でフリーターになってみて感じたのは、”想像以上にキツい”ということです。収入は安定せず、将来の不安も常につきまとい、自由な一方心の余裕はありません。
フリーターを選んだ理由
- 「なぜ18歳でフリーターになったのか?」
→実際高校卒業してから、すぐにフリーターになったわけではありません。一度就職をして4ケ月ほど働きました。しかし、週5日1日8時間労働 休憩や移動時間も含めれば1日10時間ほど拘束されてしまいます。(休憩1時間、移動片道30分の場合)
こういった生活に私は耐えられず退職しフリーターになりました。
実際の生活
当時は、フリーターは自由で何でもできるという考えだった。しかし実際は毎日キツいし、将来も不安で精神的にも限界な日々です。
まずは、私の生活を詳しく教えます。
→収入は主にアルバイトで2か所(2か所とも時給1300円)で働いていて平均月収は約25万ほどです。週4日働いていて4日のうち1日は6時間 残りの3日は1日12時間働いています。この時点で、正社員だった時よりも2時間多く働いています(笑)さらにバイト先から人が足りないからとお願いされる日もあり、そういった日も含めればもっと働いていることになります。
月収だけ見れば悪くはないかもしれませんが、ボーナスも昇給もないので年収で見ると低所得ですね。
また都内で一人暮らしなので、家賃や光熱費、保険など毎月の支出もたくさんあります。
1ケ月の収入と支出を紹介します。

これが私の1ケ月の支出です。残ったお金はほとんど、投資信託や個別株、金などに回しています。
投資や貯蓄にこれだけお金を回せてるなら将来なんか不安じゃないでしょと思った方もいるかもしれません。ですが、この生活を続けられるかと言われたら無理です。一日12時間働くなんてキツ過ぎて明日にでも辞めたいくらいです。しかも、これだけ投資や貯蓄に回せるのは、娯楽や日用品などを節約しながら生活しているからです。一日の食事は2回、外食は年に数回、服なんて2年ほど買っていません。(靴下などは除く)
しかも、私は趣味もなく友達もいないのでその分のお金も回せますが大体の人は趣味があって友達もいると思いますので、これらにお金を割くとなると貯蓄などに回せるお金はもっと減るでしょう。
これからフリーターになろうと考えている人へ(メリット・デメリット)
フリーターは自由で気楽に見える反面、実際には厳しさのほうが多いかもしれません。
ここでは、私がフリーターになってみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
- 自由な時間を確保しやすい
→アルバイトだとシフト制なので休みたい日を好きに取れる。また、基本6時間勤務とかなので一日の自分に使える時間が長くなる。 - やりたいことと両立できる
→趣味、勉強、副業などに時間を割けるため夢などやりたいことがある人はそれらに集中できます。 - いろんな経験ができる
→いろんなバイトができるし、稼ぐことの重さがわかります。また自由と不安の両方を抱えながら生きるためメンタルの成長にもつながります。 - 人間関係が比較的ドライ
→社員よりも責任が軽い分辞めやすいし、仕事量も社員よりも少ない
デメリット
- 収入が安定しない
→シフト次第で月収が変動。 シフト削減や契約終了などで、収入が急に減ったりなくなったりする可能性がある。 - 将来の見通しが立たない
→正社員のように昇給やキャリアが保証されていないので「このままで大丈夫なのか」という不安を感じる。 - 劣等感
→周りの同年代が就職・結婚していくと、焦りや劣等感につながる。 - キャリア形成が難しい
→履歴書に書ける「スキル」が身に付きにくい(自分次第) - 精神的に不安定
→個人的にはこれが一番キツいです。収入、将来、劣等感これらすべてに対しての不安が毎日考えさせられるので精神的にキツいです。
まとめ
フリーターには「自由」や「多様な経験」というメリットがありますが、同時に「収入の不安定さ」や「精神的につらい」というデメリットがあります。
もしフリーターを考えているなら、これらのメリット・デメリットを見て冷静に考えてみてください。
最後に私の気持ちを書こうと思います。
フリーターは収入も不安定で将来も不安で正直生きるのが辛いです。でも私は、一度きりの人生自由に、自分のために生きていたいと考えています。今は何にもないただのフリーターかもしれないけど、将来は投資に回したお金でお金持ちになってるかもしれないし起業して社長になってるかもしれません。フリーターになって自分に使える時間が増えた分その分努力すればきっと将来は笑顔でいられる自分が来ると信じています。
今もし仕事がきつかったり何かから逃げたいと思ってる人がいたら、仕事なんて辞めればいいし、逃げればいいです。自分も逃げてばかりの人生です(笑)